保健講話を実施しました
2025年9月1日 12時03分保健講話を実施しました
8月27日(水)の6校時に、全校生徒を対象に、『高校生向け SOSの出し方講座 こころに負担を感じた時にすること』と題して、ストレスへの対処法メンタル・ウェルビーイングなどについての講話を行いました。
今年度は山形県立保健医療大学大学院教授の安保寛明様より、脳と心の負荷と関連付けた「ストレス」の仕組みや、気晴らしと脳の機能回復との違いに着目した「ストレス対処法」について、そして、脳と心が良い状態でいるための具体的な声などの「コミュニケーションの取り方」、公的な相談先を含めた理解者の重要性など、ペアワークや実際のロールプレイをまじえながら、明るい雰囲気のなかで示唆に富んだお話しをいただきました。
最後に生徒保健委員長からの感謝の心のこもった謝辞で終わりました。生徒の感想文からも、生徒一人一人に何らかの気づきがある機会となりました。
講話後のアンケートでは、生徒から自身のストレスに気づき対処法を学べたとの声が多く寄せられました。また、自己理解を深め、一人で抱え込まず信頼できる人に相談することの重要性を強く認識したようです。ストレス対処法に関する情報を多く知ることで、問題が深刻化する前に誰かに話すことの良さを再確認でき、積極的なコミュニケーションへの意欲も高まったという感想も見られました。