「酒西Inq.L.」からのお知らせ

今年度の「酒西Inq.L.(インクル)」スタートしました

2023年9月14日 11時03分

今年度の「酒西Inq.L.(インクル)」スタートしました

 

本校の特色の一つである「酒西Inq.L.」が9月5日(火)に実施されました。「酒西Inq.L.」は、探究学習におけるゼミ活動を、広く深く進めていくことを希望する生徒が、大学や専門学校等の協力の下で体験的に学ぶ場として、2年前から行っている事業です。この日は、社会科学系コースに90名、自然科学コースに50名の生徒が参加しました。

社会科学系コースは、東北公益文科大学の温井 亨先生によるオープニング講義で、「観光・まちづくり」について、海外の例も交えてお話しいただきました。今後は、10月に村上市でのフィールドワーク、11月にプレゼンテーションを行う予定です。

自然科学コースは、山形大学農学部の菊池俊一先生による「グリーンインフラ」についての講義でした。庄内砂丘のクロマツ林や鶴岡市での森づくり活動などの身近な例を挙げながら、分かりやすくお話しいただきました。10月には演習林でタイプの異なる森林を使って毎木調査を、11月には大学院生とポスターセッションを行います。

912()には、医療系コースが行われます。内容は、「希少・難治性疾患」について、当事者さんのお話や支援NPO代表の講演などです。今後は酒田看護専門学校のご協力をいただきながら、10月にはワークショップを、11月にはプレゼンを行う予定です。

10月、11月の様子もHPに掲載いたします。

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2022酒西Inq.L. 第1日目

 令和4年5月23日(月)放課後、酒西Inq.L.各コースの第1日目企画が行われました。多様化する現代社会の諸問題について、広い視野と深い観点を持って考える機会となりました。

 医療コースでは、講師として日本海総合病院のがん支援相談員や東北公益文科大学教員、荘内病院の緩和ケア科医師を迎え、がんと緩和ケアについての講演とトーク。自然科学コースでは、本校OGの農学部学生や若手農業者による農業経営やスマート農業についての講話と、山形大学農学部教員を交えた鼎談。社会科学コースでは、マーケティングの視点からの東北公益文科大学教員と酒田市役所職員による講義でした。

130名程度の希望生徒が参加し、質疑応答を交えながら、難しいテーマにも積極的に取り組みました。

 次回は、6月13日(月)放課後に、地元企業経営者による鼎談や講演、ワークショップなどを行います。この2回の活動を踏まえ、7月には農学部や公益大で休日1日を使ってフィールドワークやワークショップで探究を深める活動を行う予定です。