校長あいさつ

山形県立酒田西高等学校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

本校は、明治31年(1898年)の創立以来、125年を超える星霜を重ねてまいりました。この庄内の地において最も長い歴史を誇る学び舎として、これまで幾多の有為な人材を輩出し、地域の発展と共に歩んでまいりました。

かつて本校は、地域の女子教育の先駆的な中心地としてその礎を築きました。平成3年度からは男女共学へと移行し、男子生徒の活気も加わって新たな校風を確立。さらに、平成24年度に移管された定時制の課程は、平成30年度より昼間定時制へと形を変え、多様な背景を持つ生徒たちが共に高め合う、本校ならではの教育環境を実現しております。

今日まで本校がこの地で輝き続けてこられましたのは、ひとえに高い志を持って本校を巣立った数多の同窓生の皆様、そして温かい慈しみをもって見守ってくださる地域の皆様の、絶大なるご支援の賜物であると深く感謝申し上げます。

本校は、「裕(ゆた)かに」「聡(さと)く」「逞(たくま)しく」を校是(こうぜ)として掲げております。

この三つの言葉は、校章のデザインや校歌の調べの中にも深く息づいており、私たち教職員・生徒にとって、時代が変わっても決して変わることのない大切な心の拠り所です。

「裕かに」:思いやりのある広い心を養おう

「聡く」:未来を創造する聡明な知恵を培おう

「逞しく」:逞しい身体と意志で自己を切り拓こう

私たちはこの校是を胸に、日々の学習はもちろん、部活動や学校行事のあらゆる場面において、生徒一人ひとりが「自らの最高」を目指して全力で取り組む姿を全力で支えております。

現在、社会は情報化やグローバル化が進み、予測困難な変化の激しい時代を迎えています。こうした時代を生き抜く力を育むため、本校では「地域と連携した探究活動」を教育の核に据えております。

雄大な鳥海山を望むこの地域の豊かな自然や文化、産業を「生きた教科書」とし、地域社会と深く関わりながら課題を見つけ、解決策を考える。この「探究」のプロセスこそが、自ら思考し、行動できる力を養うと確信しております。伝統を重んじつつも、既存の枠にとらわれない新しい学びの形を追求してまいります。

「この学校があって良かった」地域の皆様にそう愛され、必要とされ続ける学校であり続けるために、私たちは現状に満足することなく、教育活動のさらなる魅力向上に邁進してまいります。

同窓生の皆様には、どうぞ母校の進化を頼もしく見守っていただき、地域の皆様には、今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

校長 齋藤 恵美  IMG_4788