「酒西Inq.L.」からのお知らせ

酒西インクル自然科学コースを実施しました

2024年10月9日 12時19分

【 酒西インクル自然科学コースを実施しました 】

 

 8月26日(月)、9月23日(月)、9月24日(火)にわたって、山形大学農学部より堀口健一教授をお招きして酒西インクル(自然科学コース)を実施しました。今年度は「身近な畜産物について -様々な視点から見てみると-」というテーマで実施し、1年次生6名、3年次生4名の計10名が参加しました。高校の学習では触れることがない畜産分野の講義をお聞きできただけでなく、実際に高坂農場を訪問させていただき、ウシを間近で観察することができました。また、食味試験や脂肪の融点測定など大学で行う実験も体験することができ、私たちがふだん主観的に判断しているものについて、データを基に客観的に説明できるようになるなど、新たな体験・発見が多くありました。今回の経験を基に、これからの探究活動に活かせるようにしていきたいと思います。

 

酒西インクル:探究学習におけるゼミ活動を補完するものとして、生徒の多様な進路志望実現のために必要な知識やスキルを、ワークショップやフィールドワーク等の体験的な活動をとおして身につける機会とするもの

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2022酒西Inq.L. 第1日目

 令和4年5月23日(月)放課後、酒西Inq.L.各コースの第1日目企画が行われました。多様化する現代社会の諸問題について、広い視野と深い観点を持って考える機会となりました。

 医療コースでは、講師として日本海総合病院のがん支援相談員や東北公益文科大学教員、荘内病院の緩和ケア科医師を迎え、がんと緩和ケアについての講演とトーク。自然科学コースでは、本校OGの農学部学生や若手農業者による農業経営やスマート農業についての講話と、山形大学農学部教員を交えた鼎談。社会科学コースでは、マーケティングの視点からの東北公益文科大学教員と酒田市役所職員による講義でした。

130名程度の希望生徒が参加し、質疑応答を交えながら、難しいテーマにも積極的に取り組みました。

 次回は、6月13日(月)放課後に、地元企業経営者による鼎談や講演、ワークショップなどを行います。この2回の活動を踏まえ、7月には農学部や公益大で休日1日を使ってフィールドワークやワークショップで探究を深める活動を行う予定です。